観客の受けのいい映画ばかりでいいのだろうか・・・。
先日、ジョニー・デップ関連の情報をみていたら、こんな記事をみつけた。
アメリカのメジャースタジオの社長が、今後女性向けの映画を製作しないと宣言して物議を醸している。
女性差別とも取れる発言をしたのは、ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ製作部門のジェフ・ロビノフ社長。
ここ2年間女性向けの映画で失敗ばかりのロビノフ社長は「今後は、女性を主役にした映画は作らない」と
断言したらしい。
(eiga.com 映画ニュースより)
このため、ジョニー・デップの最新作「スウィーニー・トッド」の予告編から
歌の部分がけずられたそうだ。
理由は「ミュージカルは女性向けだから。」
・・・・・。
もちろん、女性差別という観点でもどうかと思うが、
それよりもっと気になるのが、
興行収入がいい映画、つまり万人受けのする映画の製作ばかりに偏ることが
はたしていいことなのかどうかということ。
テレビでも、視聴率を取るためには、視聴者が望んだとおりの番組をつくる。
今の世の中は、過激なもの、刺激的なもの、そして残虐なものを求める傾向が強いと感じる。
そのニーズに合わせてテレビ番組や映画を作っていたら、それがさも当たり前のようになり、
日常の些細なことでは満足できなくなっていく。
そして、さらに刺激的なことを望むようになる。
最近ネット上でみかける、一般の方の映画レビューでも、
冷めた、それでいて攻撃的なものが多いように感じる。
もちろん感じ方は人それぞれだろうが、そんなレビュー記事を見るたびに、不思議に思う。
この人は、映画に何を望んでいるんだろうかと。
そんな負の連鎖が続いていったらどうなるのか、ちょっと怖くなる。
松下幸之助が言った言葉に、
無理に売るな。
客の好むものも売るな。
客のためになるものを売れ。
というものがある。
その言葉をふと思い出してしまった。
利益を追求しすぎると、そのツケがいつかまわってくる。
そのツケは、映画を観ている私たちにもまわってくる。
何も感動できない、幸せも感じない人間を増やすために
映画を作っているわけではないだろう。
本当は何のために映画をつくっているのか、
もう一度自分に問い直してはいただけないものだろうか・・・。
それでも、お金儲けのため、自分の成功のためという答えだとしたら、
一映画ファンとしては、悲しいことだなと思う。
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アメリカのメジャースタジオの社長が、今後女性向けの映画を製作しないと宣言して物議を醸している。
女性差別とも取れる発言をしたのは、ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ製作部門のジェフ・ロビノフ社長。
ここ2年間女性向けの映画で失敗ばかりのロビノフ社長は「今後は、女性を主役にした映画は作らない」と
断言したらしい。
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歌の部分がけずられたそうだ。
理由は「ミュージカルは女性向けだから。」
・・・・・。
もちろん、女性差別という観点でもどうかと思うが、
それよりもっと気になるのが、
興行収入がいい映画、つまり万人受けのする映画の製作ばかりに偏ることが
はたしていいことなのかどうかということ。
テレビでも、視聴率を取るためには、視聴者が望んだとおりの番組をつくる。
今の世の中は、過激なもの、刺激的なもの、そして残虐なものを求める傾向が強いと感じる。
そのニーズに合わせてテレビ番組や映画を作っていたら、それがさも当たり前のようになり、
日常の些細なことでは満足できなくなっていく。
そして、さらに刺激的なことを望むようになる。
最近ネット上でみかける、一般の方の映画レビューでも、
冷めた、それでいて攻撃的なものが多いように感じる。
もちろん感じ方は人それぞれだろうが、そんなレビュー記事を見るたびに、不思議に思う。
この人は、映画に何を望んでいるんだろうかと。
そんな負の連鎖が続いていったらどうなるのか、ちょっと怖くなる。
松下幸之助が言った言葉に、
無理に売るな。
客の好むものも売るな。
客のためになるものを売れ。
というものがある。
その言葉をふと思い出してしまった。
利益を追求しすぎると、そのツケがいつかまわってくる。
そのツケは、映画を観ている私たちにもまわってくる。
何も感動できない、幸せも感じない人間を増やすために
映画を作っているわけではないだろう。
本当は何のために映画をつくっているのか、
もう一度自分に問い直してはいただけないものだろうか・・・。
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一映画ファンとしては、悲しいことだなと思う。
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