『ザ・マジックアワー』三谷監督映画の中では一番です!
三谷幸喜監督は人が何におかしさを感じるのか、どんなことで笑うのか、
それをとことん追求し、理解している人だと思う。
そして、笑いがどれだけ人を救うのか、生きるチカラや希望を与えるのかも知っている人だと思う。
この映画。
公開前にWコーチャンと名乗り、「もういいんじゃないか??」と思うほど、宣伝活動をされてました。



「うっとおしい」と感じた方も多いかもしれませんが(私は感じてました)、
観に行ってください!
サイコウです!!
(インディ・ジョーンズよりおもしろい!!)

『ザ・マジックアワー』オフィシャルサイト
街を牛耳るボス、天塩(西田敏行)の愛人マリ(深津絵里)に手を出してしまった手下の備後(妻夫木聡)。
命の代償に伝説の殺し屋“デラ富樫”を連れてくると誓うが、期日が迫ってもデラは見つからない。
窮地に陥った備後が取った苦肉の策は、映画監督のフリをして無名の俳優、村田大樹(佐藤浩市)を雇い、殺し屋に仕立て上げることだった。
(劇場パンフレットより)



どう表現していいかわからないが、映画というものを愛する全ての人(観る側も作る側も)にささげた作品ではないかと思う。
スクリーンに映るカッコイイ俳優さんやきれいな女優さんに憧れていた、昔懐かしい感覚。
映画を観て、ワクワクする感じ。
そして何より、お腹のそこから笑って楽しめる時間。
そんな映画の原点のようなものを感じながら、
「映画ってやっぱりいいなぁ。」と心底思った。
そして、映画作りに携わる全ての人に対する敬意と感謝のようなものが伝わってくる。
三谷監督自身が、ひとつの作品を創りあげるために、
どれだけの人がかかわってくれているかわかっているからだろう。
三谷さんは、舞台裏やあまり注目されていない人物を描くことが多い。
例えば舞台なら「ショウ・マスト・ゴー・オン」、「オケピ!」。
映画では、「ラヂオの時間」(舞台版もありますが)。
これはどれも、表舞台の話ではなく、それを支えるいわば裏方さんのお話。
そして、「龍馬の妻とその夫と愛人」。
これも、題名のとおり坂本龍馬が主人公ではない。
そしてこの『ザ・マジックアワー』も、売れない役者が主人公。
そういう見えないところにこそ、楽しみや幸せ、時には寂しさや悲しみがある。
「普段気づかないところに目を向けてみて。」
そんな言葉が聞こえてきそうな気がする。
そしてもうひとつ。
前回の『THE有頂天ホテル』といい、今回といい、
キャストの豪華さはさすがである。
前作はそれが逆効果のように感じたが、今回はすばらしい!
(前回は三谷さんが欲張りすぎたのだろう。)
カメオ出演でどれだけのメンバーを出してくるのか!!というくらい豪華な顔ぶれ。
しかも、数分のシーンのためだけに。
でも、今回はそれがくどくない。
これも三谷ワールドならではの現象だろう。
きっと役者さんのいたずら心が騒ぐのだ。
みんな子供に戻ってしまうのかもしれない。
三谷監督4作目の映画。
私はこれが一番です!

今回、佐藤浩市さん絶賛はもちろんですが、
相変わらず、小日向文世さんはいい味出してます。
そしてもう一人!今回の寺島進さんはイチオシです!!
この人、やっぱりただ者ではない!
間といい、ちょっとした表情といい、
笑いのツボに入ります!
三谷さん、次回は是非寺島進さん主役でお願いします!!
ちなみにとても心に残る「デラ富樫」という名前。
何かのパロディなのかしら・・・。
【追記】
時々お邪魔しているブログ『カリスマ映画論』にデラ富樫」のルーツが・・・(コチラ)。
「デラ富樫」は「ベラ・ルゴシ」をもじってるらしい。
やっぱり三谷さん、スゴイ!
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それをとことん追求し、理解している人だと思う。
そして、笑いがどれだけ人を救うのか、生きるチカラや希望を与えるのかも知っている人だと思う。
この映画。
公開前にWコーチャンと名乗り、「もういいんじゃないか??」と思うほど、宣伝活動をされてました。



「うっとおしい」と感じた方も多いかもしれませんが(私は感じてました)、
観に行ってください!
サイコウです!!
(インディ・ジョーンズよりおもしろい!!)

『ザ・マジックアワー』オフィシャルサイト
街を牛耳るボス、天塩(西田敏行)の愛人マリ(深津絵里)に手を出してしまった手下の備後(妻夫木聡)。
命の代償に伝説の殺し屋“デラ富樫”を連れてくると誓うが、期日が迫ってもデラは見つからない。
窮地に陥った備後が取った苦肉の策は、映画監督のフリをして無名の俳優、村田大樹(佐藤浩市)を雇い、殺し屋に仕立て上げることだった。
(劇場パンフレットより)



どう表現していいかわからないが、映画というものを愛する全ての人(観る側も作る側も)にささげた作品ではないかと思う。
スクリーンに映るカッコイイ俳優さんやきれいな女優さんに憧れていた、昔懐かしい感覚。
映画を観て、ワクワクする感じ。
そして何より、お腹のそこから笑って楽しめる時間。
そんな映画の原点のようなものを感じながら、
「映画ってやっぱりいいなぁ。」と心底思った。
そして、映画作りに携わる全ての人に対する敬意と感謝のようなものが伝わってくる。
三谷監督自身が、ひとつの作品を創りあげるために、
どれだけの人がかかわってくれているかわかっているからだろう。
三谷さんは、舞台裏やあまり注目されていない人物を描くことが多い。
例えば舞台なら「ショウ・マスト・ゴー・オン」、「オケピ!」。
映画では、「ラヂオの時間」(舞台版もありますが)。
これはどれも、表舞台の話ではなく、それを支えるいわば裏方さんのお話。
そして、「龍馬の妻とその夫と愛人」。
これも、題名のとおり坂本龍馬が主人公ではない。
そしてこの『ザ・マジックアワー』も、売れない役者が主人公。
そういう見えないところにこそ、楽しみや幸せ、時には寂しさや悲しみがある。
「普段気づかないところに目を向けてみて。」
そんな言葉が聞こえてきそうな気がする。
そしてもうひとつ。
前回の『THE有頂天ホテル』といい、今回といい、
キャストの豪華さはさすがである。
前作はそれが逆効果のように感じたが、今回はすばらしい!
(前回は三谷さんが欲張りすぎたのだろう。)
カメオ出演でどれだけのメンバーを出してくるのか!!というくらい豪華な顔ぶれ。
しかも、数分のシーンのためだけに。
でも、今回はそれがくどくない。
これも三谷ワールドならではの現象だろう。
きっと役者さんのいたずら心が騒ぐのだ。
みんな子供に戻ってしまうのかもしれない。
三谷監督4作目の映画。
私はこれが一番です!

今回、佐藤浩市さん絶賛はもちろんですが、
相変わらず、小日向文世さんはいい味出してます。
そしてもう一人!今回の寺島進さんはイチオシです!!
この人、やっぱりただ者ではない!
間といい、ちょっとした表情といい、
笑いのツボに入ります!
三谷さん、次回は是非寺島進さん主役でお願いします!!
ちなみにとても心に残る「デラ富樫」という名前。
何かのパロディなのかしら・・・。
【追記】
時々お邪魔しているブログ『カリスマ映画論』にデラ富樫」のルーツが・・・(コチラ)。
「デラ富樫」は「ベラ・ルゴシ」をもじってるらしい。
やっぱり三谷さん、スゴイ!
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