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『潜水服は蝶の夢を見る』~終わった後さらに泣けてくる~

  1. 2008/03/01(土) 17:45:13|
  2. 映画♡
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基本的に涙もろい方だ。
最近見た映画も、軒並みハンカチを取り出している。

でもこの映画は何だろう。
エンドロールが終わった後も、映画館を出てからも、涙が止まらない。
本当に止まらないのだ。

というか、場面がどんどんよみがえってきて、泣けてくるのだ。

だから開き直って、涙出しっぱなしのまま街を歩いたわたし。

ちょっと恥ずかしかったけど・・・。

潜水服は

『潜水服は蝶の夢を見る』オフィシャルサイト








脳梗塞で全身麻痺となり、唯一思い通りになる左目の瞬きだけで、自分の意志を伝える。
意識ははっきりしている。だから、周りの状況が鮮明にわかっている。
でも、体は動かない。

「こんな辛いことはない。」

「地獄のようだろう。」

そんな薄っぺらな表現で、そんな人の気持ちを理解しようとしてきた自分に気づいた。
大きな衝撃だった。胸をナイフで刺されたような、そんな衝撃だった。

この映画は、全身麻痺となった主人公、ジャン=ドミニック・ボビーが見える世界、
つまり、左目で見える世界が映し出されていく。彼の心の声とともに。

「やめてくれ!」

心がそう叫んでも、体は表現してくれない。

「そうじゃないんだ!」

伝えたくても、外の世界には伝わらない。
心の声とは裏腹に、周りは励ましたり慰めたり、時には同情したり。

自分が望んでいないことが、「あなたのため」という言葉でもって、強制的に行われる。

思うようにならない身体の中は、絶望だけではなくユーモアや希望、そして想像力で満たされている。
だが、その気持ちにそぐわない言葉が、時として周りから返ってくる。

そのギャップを、自分が主人公の立場で感じている。
スクリーンに映し出される左目の視界を通して、イライラしたり、楽しくなったり。
いたたまれなくなったり、あきらめたり。ウキウキしたり、クスッと笑ったり。

そんな心の動きに、外の世界にいる人はなかなか気づかない。
「同情」というフィルター越しには、見ようとしても見えないものがある。聞こえてこない言葉がある。

でも、その心の声に耳を傾け、サポートした人たちがいる。
彼の家族や病院のスタッフ。
そして、彼の人生が文字としてつづられていく。

生きている。
スクリーンをとおして存在が伝わってくる。


この映画は多くの人に観て欲しい。
特に医療従事者の方々は、これを観て感じて欲しい。
「人間」というもの、「生きる」ということ。

これは、命の愛しさ、輝きを心で感じる映画だと思う。






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